日本パラ陸上競技連盟及び世田谷区と連携協定を締結しました
(C)世田谷区
この度、公益財団法人世田谷区スポーツ振興財団(以下、当財団)は、一般社団法人日本パラ陸上競技連盟及び世田谷区と「世田谷区、公益財団法人世田谷区スポーツ振興財団及び一般社団法人日本パラ陸上競技連盟の三者間における連携協力に関する協定」を締結しました。
パラスポーツの認知度の向上と活動の場の拡大を目的に締結したもので、世田谷区及び当財団はパラ陸上選手の練習の場の不足に対して、区立総合運動場陸上競技場を定期的に練習会場として提供するほか、パラ陸上競技大会を開催し、区民に観戦の機会を提供していく予定です。
日本パラ陸上競技連盟には、世田谷区及び当財団が実施するパラスポーツ事業に選手を派遣していただくほか、区立幼稚園・小学校・中学校などでの講演や体験会にご協力いただき、区民のパラスポーツの普及や障害理解など共生社会の実現に向けた取組みを行っていきます。
9月11日(水)に行われた調印式には、保坂展人区長(世田谷区)、増田明美会長(日本パラ陸上競技連盟)、石﨑朔子理事長(当財団)が出席し、協定書へ署名を行いました。式には、ロンドン2012パラリンピック日本代表の古畑篤郎選手(アルケア株式会社所属)、T61クラス200m世界記録保持者の湯口英理菜選手(日本航空株式会社所属)やパリ2024パラリンピック日本代表の米岡聡選手(三井住友海上火災保険所属)もご出席されました。
会場となった区立総合運動場陸上競技場は、調印式当日からパラ陸上選手の練習会場として開放され、約40名のパラ陸上選手が参加されました。
古畑選手は「車いすレーサーを利用する際は譲り合っての練習が基本だが、パラ陸上選手の専用枠があることで思い切って練習ができるのでありがたい」とおっしゃっていたほか、湯口選手は施設のバリアフリー整備がされている世田谷区の陸上競技場に言及し、「各障害の選手にとって有意義な時間になる」とおっしゃっていました。
当財団は本協定をもとに、パラスポーツ事業の実施など、さらなるパラスポーツの推進に努めていきます。
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[問] 管理課 事業・地域パラスポーツ担当 TEL:03-3417-2811